「自分で食べるられるようになってきたから、少し育児が楽になってきたー」
頻回授乳やミルクを調合したり、離乳食を作って食べさせていた時期から成長して、自分で食事ができるようになってくると、少し育児が楽に感じられるようになるのではないでしょうか。
ですが大人は普通に食べている食べ物でも、子どもにとっては危険なものがあるようです。
離乳食を始めたときは、子どもがどのくらいの硬さや大きさだったら食べられるのかを注意してみていますが、ある程度大きくなって、大人と同じようなものを食べるようになってきたら、つい危険なものだとは気が付かずに与えてしまいがちな食べ物がいくつかあります。
今回は内閣府の資料を参考に、私が危険だと気が付いていなかった食べ物を記します。興味がある方は内閣府のホームページに「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」という資料がありますので、参考になさってください。
誤嚥・窒息につながりやすい食べ物
- ぶどう
- さくらんぼ
- 固形のチーズ
- 豆類
- うずらの卵
- プチトマト
- 飴
- もち
- 白玉
どの食べ物も気楽に子どもにあげてしまいがち。
ですが、子どもにとっては喉に詰まったりする可能性がある危険な食べ物だそうです。
心配性な私は、よく考えてみると上記の食べ物は今まであげたことがありませんでした。現在3歳ですが今でも結構小さく食べ物を切って与えてしまいます。結果的にはよかったのかもしれません。
子どもが通院する歯科の歯科衛生士さんには、歯を強くするためにもなるべく硬いものを噛み切る練習をさせてくださいと言われるのですが、大きなものを与えて喉に詰まらせたりするのが怖いので、踏み切れないことが多いです。
子どもの歯の成長には硬いものを嚙むことも大切ですが、喉に詰まらないように十分気を付けなければならないので、上記の食材は特に注意し、ほかの食材も良く噛んで食べるように声掛けをしたほうがいいなと思います。
調理に工夫が必要な食材
- しらたき
- ソーセージ
- キノコ類
- わかめ
これらは1センチほどにカットして与えるといいとのことでした。
我が家では、しらたきはあげたことがありませんが、ソーセージやキノコ類、わかめは結構大きいまま出していたので、気を付けなければと知りました。
0,1歳代は避ける食品
- えび
- 貝類
- 海苔
0.1歳の子どもは海老や貝類は固く、嚙み切れないので避けたほうがいい食品。
噛み切れないこともありますが、アレルギーも心配な食材ですよね・・・。本当に気を付けなければならないと思います。
海苔は、正直驚きました。おにぎりが食べられるようになったら、海苔をつけたりしますよね。海苔も噛みちぎりにくいので0.1歳の子どもには注意が必要とのことです。海苔はおにぎりに直接巻いて時間が経っていればしっとりとして噛みちぎれるようになるので、何回かあげたことがあります。何事もなくて良かったですが、注意が必要な食材だとわかりました。
食べさせる時に特に配慮が必要な食材
- ご飯
- パン類
- ふかし芋
- カステラ
実に主食でが、粘着性が強く、唾液を吸収して飲み込みづらい食材です。毎日必ず食べると思いますが、水分をとって喉を潤してから食べたり、詰め込みすぎない、よく噛むことなどが推奨されています。
こうやって見ていると、大人が簡単に食べているものでも、子どもにとっては危険なものになりうることがわかりました。
まとめ 大人は簡単に食べられても、子どもには危険な食べ物に注意しよう。
子どもが食事をしている姿って、とても可愛らしいですよね。慣れないスプーンやフォークを使って食べたり、うまくいかなくて手づかみしたり、口で食べるよりも多く落としたり、口の周りにつけたり。
自分で食べることにも慣れてきて、少し目を離すこともあるかもしれません。
ですが身近な食べ物が、子どもにとっては危険なものになることを知りました。
食べるのが遅かったり、こぼしたり、食事中に歩き回ったりと、時々イライラすることもありますが、こんな可愛い時期はきっと今しかないのかなと思います。
この大切な命を守るためにも、食べ物の誤嚥、窒息事故が起こらないよう、今一度食べ物の与え方には注意をしようと思います。