ブログ

パニック発作かなと思ったら気を付けるべき水分

私はパニック発作を起こしたことがあります。

当時の私はそれがパニック発作だとは思わずに、乗り物酔いかな、なんだか気持ち悪い、ソワソワする、この場にいたくないから降りたい、なんだか死んでしまいそうなくらい恐怖が押し寄せてくる。といった内面の症状が主に出ていて、だんだんと乗り物を避けるようになりました。

いま考えるとそれはパニック発作だったんだなって思うのだけど、過ぎてしまうと何ともない健康状態になるので、気のせいかな、
今度はこの乗り物は乗らないようにしようとするくらいの対策しかできていませんでした。

この症状がパニック発作だと理解してからは、パニック障害について調べたり、自分がどんなときに発作が起きやすいのかを考えたりして、対策をとるようにしました。

発作が起こった乗り物を避けていると、乗れないものがどんどん増えていきます。
私がだめになった乗り物は、高速バス、路線バス、タクシー、特急電車、快速電車、新幹線、高層階へのエレベーター、観覧車。密室になるのは特に苦手で乗れなくなりました。
自分で車の運転をしているときに三車線の真ん中で信号待ちをしているときに、両サイドにトラックに囲まれたことがあったのですが、その時も発作が起きました。

密室、逃げられない環境というのがとても怖くなります。

あまりにも乗れないものが増えていくので、なんとか対策をと考えた中のひとつが、飲み物でした。

私が発作を起こしやすい飲み物

  • コーヒー
  • 緑茶
  • 炭酸水

コーヒーや緑茶はカフェインが含まれているので発作が起こりやすいようです。
それを知らなかった私は毎日仕事中にコーヒーを4~5杯飲んでいました。当たり前のように飲んでいたのでそれがパニック発作にかかわっているとは気が付きませんでした。
炭酸水も私は発作が起きやすいことに気が付きました。炭酸の飲み物はあまり飲まないのですが、たまたま家にあった炭酸水を飲んだ後に、家の中なのにパニック発作の前触れのような症状が出てきたため、「もしかして、炭酸も私には誘発物質なのかもしれない」と気が付きました。
特に、疲れているときや生理前、生理中に発作が起きやすいため、そういった期間には上記の飲み物を極力とらないようにしています。

症状に気が付いてからの水分補給は

前述したように、私自身パニック発作が起きやすい飲み物がわかってきたので、対策として次のものをとるようにしました。

  • デカフェ
  • 麦茶

デカフェはカフェインレスのコーヒーです。そこまでしてコーヒーが飲みたいのかと思われるかもしれませんが、子どものころからコーヒーを飲んでいたので、パニック発作がひどいときは飲むのをやめていましたが、症状が出なくなってからはやはり飲みたくなりました。そしてコーヒーを飲んだ後に、パニック発作の前触れのような症状が起こるので、飲んだことを後悔するのでした。そこで選ん
だのはカフェインレスのコーヒーです。
カフェインレスのコーヒーは正直美味しいものが少ないです。いろいろと探し回って今一番気に入っているのがシアトルズベストのデカフェです。豆が店舗で販売されているのでそれを購入しています。これはカフェインレスとは思えないほどのおいしさです。一日2杯程度飲みますが、発作らしきものはありません。私の体には合っているのだと思います。ただ、普通のコーヒーに比べてデカフェは値段が高いのでそれがちょっと辛いところかな。

次の飲み物は麦茶。
子どもがいるので麦茶を作るようになったのですが、子どもよりも私が飲んでいるかもしれません。日中の水分は麦茶で過ごしています。カフェインレスですし、ホットでもアイスでも飲めるので便利です。あまり体を冷やしたくないので私は冷蔵庫に入れずに常温で、一日でなくなる程度分しか作らないようにしています。
最後は水。これは単純に水のことです。買ったお水でもなく、水道水を浄水ポットでろ過した水を飲んでいます。さすがに水は冷たいものを飲みますが、あたりまえかもしれませんが、水でパニック発作は起きたことはありません。

まとめ パニック発作かなと思ったら気を付けるべき水分

コーヒー、緑茶はカフェインが入っているので避け、炭酸水は二酸化炭素なので息苦しい感覚に陥るので避ける。
代わりの水分はデカフェ、麦茶、水です。
最初は慣れずについついコーヒーを飲んだり、炭酸ジュースを飲んだりすることがありました。飲んだ後にパニック発作が起きることがあったり、なかったり。
必ずしも発作が起こるというわけでもないので、そのときの体調や量によるのかもしれません。
ですが、一度パニック発作を起こしたことがあるかたにしか理解してもらえないあの症状。恐ろしくて二度とその状態にはなりたくないですし、原因を特定しなるべく避けようと努力されると思います。

今回は私の体験した結果ですが、ほかにも同じようにカフェインや炭酸でパニック発作の症状が出ている方がおられれば、なるべくその誘発物質を避け、自分の体にあった新しい水分のとり方を考えられてはいかがでしょうか。