出産したあとに、私のように毒親育ちだったり、実家が遠かったりなど、実家を頼れない状況にあると困ることが、「初めての育児でわからないことばっかりなのに、誰も教えてくれる人がいない」という問題があります。
そんなときは
ベビーシッターを利用して育児を少しでも楽にしたほうがよい。
これに尽きると思います。
このブログを読むことで
ベビーシッターを頼むことで、ママの気持ちも体も楽になる3つの理由
がわかります。3分くらいで読める記事ですのでお気軽にお付き合いください。
ベビーシッターって実際どうなの?
初めて育児に自信がない
初めての育児に自信がないのに、親は頼れないし、夫は仕事がある。
かといって自分一人で慣れない育児をするのは怖い・・・
事情があって産後に育児を手伝ってもらえない人は結構いると思います。
コロナ禍で里帰り出産もしにくい状況でもありますし。
なんとか出産したものの、退院して自宅に帰って、いざ新生児のあかちゃんと二人きりの生活が開始。
とてつもなく孤独な戦いの始まりです。
産院にいた時に、授乳の仕方、おむつの替え方、沐浴の仕方を習うことができますが、そんな数日で全部マスターできる人っているんですかね。
母親になって数日で病院を出るのです。
分からないことがあっても聞ける人がいない状況で、頻回に授乳をしなくてはならない新生児のお世話。出産時の傷や全身の痛みと闘いながら、目の前にいる小さな命を一人で生かしていかなければならないのです。
誰にも相談できずに、なぜ赤ちゃんが泣いているのかわからず、ありとあらゆることをするのです。
そんななかでベビーシッターに来てもらい、育児の手伝いをしてもらいながら、自分の体を休ませたり、初めての育児でわからないことを聞いたりできるのです。
ベビーシッターを頼むことで、ママの気持ちも体も楽になる3つの理由
①ワンオペ育児で疲れた体を休ませることができる
退院した日から、頻回授乳やオムツ交換、沐浴などあかちゃんのお世話は24時間体制でずっと続きます。
何時間も続けて眠ることはできず、常に睡眠不足です。
そんな体をベビーシッターを頼むことで、休ませることができます。
シッターさんに赤ちゃんのお世話をお願いしている間に、眠るのです。
赤ちゃんのお世話をしながら寝ても、浅い眠りなことが多いため、ほんの少しの時間でもぐっすり眠れる環境を作ることができます。
30分程度でもグッスリ眠れるだけでも体や心の疲れが楽になると思います。
②慣れない育児について相談することができる。
産後に親を頼れない場合、育児でわからないことがあったときに気軽に聞ける人がいませ ん。特に新生児の時はささいなことでも心配で、ネットや育児書を調べまくったりします。
それと私のように毒親育ちは、自分が普通の育児をされて育っていないので、とにかく自分の育児に自信がありません。気持ちのなかにあるのは「私のかわいい赤ちゃんには、自分のような辛い思いをさせたくない」という思いです。
ですが、普通の育児をもともと知らないのですから、それを実行しようにも、分からないのです。
ベビーシッターを依頼することで、育児の方法を質問することができます。
プロに育児を教えてもらうことができるのです。
とても心強い存在になります。
③言葉が通じない赤ちゃんとの生活で、夫以外の大人と会話できる。
当たり前ですが、あかちゃんとおしゃべりできません。
実家に頼れない場合、特に新生児のころは外出することもままならないので、夫以外の大人としゃべる機会がありません。
そうなると、昼間はあかちゃんとふたりきり。なんで泣いているのかもわからないし、育児でわからないことも人に聞けない。
ネットや育児書で調べて、解決できたとしても、それが本当に正しいのかわからないこともあります。
そんな生活をしているときに、赤ちゃん以外の大人の人に
「大丈夫、大丈夫。それでいいんだよ。そんなもんだよ」
って一言言ってもらえるだけで、すごく心が軽くなります。
自分のしていることを肯定することもできず、わからないまま過ぎていくのは、とてもストレスです。
それを大人に肯定してもらうことで、ほっとするのです。
ベビーシッターを頼むことで、それができるのです。
シッターさんは育児のプロなので、その人に肯定してもらえたらとても安心しますし、もし自分が間違っていたことをしていたとしても、自分はベビーシッターを雇っているクライアントなので、よほど質の悪いシッターではない限り、優しく教えてくれるはずです。
また、産後のガルガル期で気が立っているときは、夫や親、義父母から育児や家事のことにいろいろ言われても、素直に受け入れられない精あ神状況でもあります。
その時期に、他人であるベビーシッターと話すことで、自分も少し冷静に意見を受け入れることができますし、もしそのベビーシッターの意見を受け入れられないのであれば、ベビーシッターを変えればいいだけのことです。
実際にベビーシッターを頼んでみて
私の経験ですが、市の補助で10回は安い金額でお願いできました。
なので産後3週間目からベビーシッターに来てもらうことにしました。
新生児から3カ月くらいまで週に2回、一回2時間です。
私がシッターになる人を選ぶときに、業者に言った条件は
①ベビーシッターだけではなく、軽家事ができるマザーリング
②保育士資格あり、育児経験あり、年齢がなるべく近い
③定期で依頼するので、毎回同じ人がくること
市の補助がなくなってからは数カ月は週に1回、その後月に2回、その後月に1回と回数を減らしていきました。
新生児のころは、頻回授乳と慣れない新生児の扱いに戸惑ったため、シッターさんにあかちゃんをお任せして自分の睡眠時間をとりました。
慣れてくると、マザーリング利用のため、赤ちゃんのお世話以外にも軽い家事(洗濯干し、たたむ、片付け等)をしてもらったりもしました。
また、育児で不安なことなど相談にのってもらいました。
来てもらったベビーシッターさんは、保育士の経験もあり、ご自身も出産と育児経験のある人だったのでなんでも聞けました。
授乳回数や、お風呂の入れ方、寝かしつけの仕方、離乳食の進め方、子どもの性格にあった接し方などなど。
育児書通りにはいかない育児。だれにも相談できない状況では追いつめられる一方。ベビーシッターを利用することで「育児の家庭教師」を得た気持ちでした。
また、夫以外の大人と話すことがなく、日中はとてつもなく孤独。ベビーシッターという大人と話すことができるだけでリフレッシュになりました。
子どもが1歳くらいになれば、シッターさんに預けて自分一人で買い物などの外出もするようになり、2時間のうち30分くらいをシッターさんに子どもを見てもらいながら会話をし、その後私は外出したりお風呂に入ったりと自分一人の時間を満喫したり。そうすることでリフレッシュできましたし、その後の家事育児も新たな気持ちでできるようになりました。
子どもが2歳半ごろに定期的に来てもらうことは辞めましたが、ベビーシッターの登録は残っているので、自分が病気をして寝込みたいときや、健康診断などで外出しなくてはならないときに緊急的にシッターサービスを頼んでいます。
「自分がなにかあったときに助けてくれる人がいる」という安心感があります。
でも・・・ベビーシッターを頼むなんて、お金持ちのすることでは?
たしかに、ベビーシッターってお金がかかります。
頑張れば自分でできそうだし、ぜいたくはできない!
わたしも最初はそう考えていました。
ですが、思い切ってベビーシッターを頼んでみると実はそうではないこともわかりました。
きっかけは市のサービスで回数制限はあったが安く来てもらえたというのもあります。今は各自治体がそういった補助をしていることがあるので、最初のハードルが少し下がっています。
また、一人で慣れない育児をして自分で自分を追い詰めた状況は、自分にとってもあかちゃんにとってもいいことはないと思います。
もともと子育ては一人でできるものではないし、一人で背負えるものではありません。
慣れない育児に疲れるのは当たり前かもしれませんが、そんななかでベビーシッターを使って自分の心と体をいたわることで、育児を頑張っているママに笑う余裕ができるのであればどんどん利用していいものだと考えました。
もちろんお金もかかるので毎週とはいかなくても、慣れない育児に追い詰められているときは、「あと〇日でシッターさんが来てくれる」っていう目標があるだけで乗り越えられたりする。だれか頼れる人がいるっていうのは値段以上の気持ちの支えになのです。
まとめ
私も最初はベビーシッターをお願いすることに抵抗がありました。
ですが、実際に来てもらうと、育児を手伝ってもらったり、話をしたり、自分の時間が持てることで、疲れ切っていた疲労が回復できました。
とくに、あかちゃんの育児は24時間休みなしです。あかちゃん最優先で動く生活がずっと続きます。
少しの時間でもベビーシッターサービスを利用して、気分をリフレッシュすることで、またあらたに家事育児をがんばろうと思えます。
また、気分転換で外出していたとしても、自分の子どものことが気になって早く帰ってきちゃったりすることも(笑)
まだまだ始まったばかりの育児。一人で気負わず、自分にも優しくできたらいいなと思います。
あかちゃんも笑顔のママが大好きなはずです!