子育て

高齢出産で毒親育ち産後【実母・実家に頼らない方法】

高齢出産で毒親育ちの産後。実母、実家に頼らないで乗り切る。

毒親育ちやさまざまな理由があって、産後は親の世話にはなりたくない。
高齢出産で親も高齢。頼りたくない、頼れない。
産後は自分の体も思うように動けない上に、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話もはじまります。
不安しかありません。

高齢出産で毒親持ち。初めての出産を乗り切る。

晩婚、晩産もいまや普通。
私も30代後半で結婚、そして40代で妊娠出産しました。
高齢出産だからといっても初産には変わりない。
無事に産めるのか、育てられるのかと心配はたくさんあります。


多くの人は産後、実家に戻って産褥期を過ごし親に助けてもらいます。
では頼れる実家もなく、夫の実家も遠方だった場合はどうするのか。
そんな孤独な状況でどうやって産後を乗り越えるのか。

出産はゴールではなく、始まりです。
ですが準備さえしていれば不安も薄くなります。
どれも簡単にできることなので、まずできることから始めましょう。

出産前の準備が大事

ママの出産、入院時に必要なものの準備

産後、親を頼らずに乗り越えるためには妊娠期間の準備が大切です。
入院時に必要なもの、退院してから必要なものを細かく想像しながら準備します。

産後一カ月、赤ちゃんのお世話と自分の食事トイレ以外は横になって過ごす

産褥期に無理をすると年をとってから大変だと言われています。
だからこそどうやれば横になって過ごすことができるかを考えましょう。

産院からもらうリスト

産院から入院時に必要なもののリストが貰えるので、まずはそれを揃える。
リストの中には「あとで買えるかな~」と思うものもあるかもしれません。
ですが、産後は本当に自由に動けません。
夫に頼もうとか、あとで買おうという気持ちは忘れて、リストにあるものは動けるうちに準備ましょう。

そのほかの必要なもの

そのほかリスト以外にも必要なものを準備します。
私が個人的によかったと思うもの

  • 授乳クッション
  • ドーナツ型座布団
  • トッポンチーノ

授乳クッションとドーナツ型座布団は必須です。
慣れない授乳で時間もかかるし、産後でおしりも痛い。
これなしにはやっていけません。

トッポンチーノは新生児の赤ちゃんを乗せる、大人の枕くらいの大きさのクッションのようなものです。


 


新生児のあかちゃんは想像以上に小さく、授乳クッションの上にあかちゃんを乗せただけでは、授乳するときに少し前かがみになります。
授乳回数が多い新生児の時はその前かがみの体勢が長く続くと、それもまた疲れにつながります。地味に疲れが蓄積されると本当にしんどいです。
出産前は想像しにくいかもしれませんが、産後は本当に眠れません。
睡眠不足なうえに姿勢が悪い授乳を続けると、体も心も悲鳴をあげます。

トッポンチーノの使い方は簡単です。
基本は赤ちゃんのお布団のようなもの。
授乳クッションの上にトッポンチーノを置いて、その上にあかちゃんを乗せると高さがちょうどよくなり、授乳が楽になりました。
また授乳中にあかちゃんが寝てしまったときは、トッポンチーノに乗せたまま授乳クッションから降ろすことができます。

授乳中に寝てしまった赤ちゃんを布団の上に置いたら起きて泣いた・・・


そんな悲劇がトッポンチーノに乗せたままだと授乳クッションから降りたことに気が付かず、そのまま眠っていることが多かったのでとても助かりました。

またトッポンチーノで抱っこしていると、夫やほかの人に抱っこを変わってもらう時もすごく楽でした。
新生児の首はぐらぐらしているので始めは抱っこが怖く感じます。
慣れない人でもトッポンチーノのまま赤ちゃんを渡せば安定して抱っこすることができますし、あかちゃんも温度の変化が少ないので抱っこを変わったからと泣くことが少なくなります。

赤ちゃんに必要なものの準備

出産して入院しているときに赤ちゃんに必要なものは産院のリストに書いてあります。
実際に入院しているときに赤ちゃんに必要なものは、退院時の洋服くらいです。
おむつや産着は産院が準備していたものを使います。
なので退院後の赤ちゃんのものを準備します。


肌着やオムツ(新生児はすぐにサイズアウトするので、たくさん買うことはおすすめしませんが)、布団や沐浴セットなど、思いつくものはすべて前もって準備します。
何度も言いますが、産後は常に横になることが目標です。
買いに行くことはできません。
また夫に買ってきてもらうには説明が大変ですし、自分が納得して準備したほうがよいと思うものを先に購入します。

今はネットでももちろん買うことができます。
出産後に必要なものをネットで買うことはあります。
ですが産後の回復期にスマホの使用はおススメしません。
なんでもかんでも検索したり調べたり・・・。
結局赤ちゃんが寝ている間に体をやすめようと思っても気になって眠れなくなります。
なので、産後に必要なものは動けるうちに準備することをお勧めします。

実際には産後あかちゃんは外出しないので外着はあまりいりませんでした。
上のお子さんがいるかたは必要になるかもしれませんが、一人目の場合は外出することがほぼないので、私は買ってはいたものの、ほとんど着ずにサイズアウトしてしまいました。その辺もよく考えられるといいのかもしれません。

産褥期の食事、「夕食宅配」と冷凍食品を活用する

産褥期で動けない時に一番困るのは食事です。赤ちゃんはおっぱい、ミルクがあればいいですが、自分や夫の食事をどうするのかを考えました。
そこで私が利用したのは、「夕食宅配」です。

私は利用したのはコープの「夕食宅配」でした。
平日(月~金)の午後、夕食を宅配してくれるサービスです。もともとは高齢者の夕食サービスをメインとしているようでしたが、産前産後に利用も大丈夫でした。
ご飯とおかずがセットになっているのと、おかずだけのものの2種類があり、私と夫は、ご飯とおかずセットを頼むことにしました。

とりあえずこれで平日の夕食は考えなくて良くなりました。夫はご飯を炊く程度にしか料理ができないのですが、「とりあえずご飯があれば漬物ででも食べるからいい」と言っていました。なので最初は「夕食宅配」を頼まなくてもなんとかなるかなと思いましたが、仕事から疲れて帰ってきた夫に、漬物だけの夕食とはとてもさせられないと思い、結局無理して何かを料理してしまいそうな自分がいました。なので思い切って「夕食宅配」をとることで強制的に?夕食はこれを食べるっていう流れにしてしまい、お互いに平日の夕食のことは考えなくてすむようになりました。

肝心な「夕食宅配」の味ですが、美味しかったです。
実は私は妊娠する前に食品関係の仕事をしており、この「夕食宅配」のこともよく知っていたので、安心してとることができました。栄養面も考えられていますし、毎日いろいろな食材を使っていますので飽きることもありませんでした。

夕食以外の食事についてですが、夕食以外は夫に買ってきてもらうことにしました。いつもコンビニのおにぎりは冷蔵庫に入っているようにして、授乳でお腹がすいたときはつまむようにしていました。ほかには調理パンや冷凍食品をたくさん買いだめして乗り越えました。

マザーリング(産前産後のヘルパー)の登録と利用

食事以外のことですが、私は自分の住んでいる市に出産後のフォローがあるかどうか調べました。
市によってはマザーリングといって、産前産後ヘルパーを一定の回数、通常料金より安く手配できる制度があったりします。
福岡市ではその制度があり、20回は安い値段でヘルパーさんを呼ぶことができました。お住まいの市町村に、もしそういった制度がない場合は、少し高くはなりますが自分で産後だけでもヘルパーさんに来てもらってもいいかもしれません。
利用の流れとしては、妊娠中に登録し、どのようなサービスを受けたいのか(料理、洗濯、掃除、赤ちゃんの世話等)細かい打ち合わせをし、自分に合った人を紹介してもらいます。
私は市が提携している会社に登録し、赤ちゃんのお世話をメインに、そのほか空いている時間は軽い掃除と洗濯をお願いしたかったので、保育士の資格を持ち、子育て経験のある方で同年代の方に来てもらうようにお願いしました。
私は育児の知識が全くないのでシッターさんにたくさんのことを教えてもらい助けてもらうことができました。市の契約では20回までしか安く来てもらえなかったのですが、それ以降は月に2回同じ人に継続して来てもらい、産後出かけられないストレスや夫以外の大人とおしゃべりしたいときとかそのシッターさんと話すだけでも心が軽くなり、孤独な産後を乗り越えられたと思います。
実家に帰って、久しぶりの親との生活と新生児との慣れない生活でストレスを貯めるよりは、私はプロの力を借りてある意味割り切って過ごすことができたので、そこまでストレスがたまることはありませんでした。

夫になんでもできるようになってもらう。

これが一番大事かもしれません。
もともとなんでもできる夫ならよいのですがそんな人はなかなかいないと思います。そしてあかちゃんが生まれたからといって、夫がなんでもできるようになることはありません。
その都度自分で夫にどうしてほしいのかを伝えるしかなく、事前の準備をいくらしたからといって、夫の手助けなしでは、産後を自宅で乗り越えることは不可能だと思います。
最低限夫には自分のことは自分でやってもらい、プラス軽い家事、そして育児に巻き込んでいきます。
育児に関しては「授乳以外は夫もできる」と私は考えていたので、おむつ替えや沐浴はもちろん、ミルクを調合し赤ちゃんにあげる段取り、産着の着せ方などもできるようにしました。
最初はびくびくしながらやって「怖い」とか「大丈夫かな」とか不安げにやっていましたが、「私だって怖い、一緒に慣れるまでがんばろう」と言ってお互いあーでもない、こーでもないと切磋琢磨してだんだんと慣れてきました。そしてお世話に慣れてくると、娘のことがより一層かわいく思えてきたようで、今でも率先して育児に協力してくれています。
赤ちゃんのときからお世話をしていたからかもしれませんが、娘もパパのことが大好きですし、時には「おかあさんじゃなくて、おとうさんがいいー!」と言うこともあります(笑)
それを聞いて夫も喜んでいるので、一緒に育児をすることができてよかったなって思います。

最後に

産後の体は予測不可能です。どんな状況になってもやっていけるように準備を念入りにしたとしても、次から次に問題が起こります。でも普段から夫と二人で考えて乗り越えてきたのでそのことで家族としての「絆」も深まったと思います。

親が高齢で実家に頼れなくても、新しい家族で乗り越えていくことはできます。そうやって自分の新しい家族の形を作っていけるチャンスでもあるので、できる限りの準備をしてのぞまれてはいかがでしょうか。