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思い込みが激しい人が楽になる方法【ネガティブ卒業】

思い込みが激しい人が楽になる方法【ネガティブ卒業】

思い込みが激しくてネガティブ思考。楽になる方法は?

思い込みが激しい人は一緒にいる周りもつらいですが、本人もつらいです。
どんどん思い詰めると、ネガティブなことばかり考えてしまいます。

思い込みが激しい人でも、落ち着いて考えると

なんであんなに思い詰めてしまったのだろう

自分の思い込みが激しいせいで、周りに迷惑をかけたあと後悔しても遅い。
思い込みが激しいせいで、周りから人が逃げていくこともあります。

思い込みが激しい人が楽になる方法、ネガティブ思考が止まらない時の治し方。
そんなのがあったらやってみたい!
今の自分は思い込みが激しいな、ネガティブ思考でしんどいなと気が付いたときに、どれも簡単な方法ですので是非やってみませんか。

思い込みが激しくネガティブな人の特徴

視野が狭い

思い込みが激しい人は、視野が狭いことが多いです。
一つの出来事に対して、ほかの人なら受け流すことでも、思い込みが激しい人は受け流すことができません。起こった出来事をあとからずっと考えて、二度と起こらないようにと対策を考えたり、相手がいる場合はその自分が考えた対策を守らせようとしたりします。
そうなるとどんどん思考もネガティブになっていきます。

思い込みが激しいときは、自分中心に物事を捉えるクセが出て、「自分が納得したい」という気持ちが強く、納得できないものは受け入れたくないのです。

自己肯定感が低い

思い込みが激しい人は自己肯定感が低いとも考えられます。
思い込みが激しいことと、自己肯定感が低いことは関係がないように思えますが、「自己肯定感」という自分を肯定する感覚や、自分に自信がないと、その人は周りの人や物事に対して怒りやストレスを感じます。
また起こった出来事を、周りの人や環境のせいにして、自分が傷つかないように身を守ろうとします。
これもまたネガティブ思考へとまっしぐら。

また思い込みが激しい人は自己肯定感が低い以外にもプライドが高く頑固な面があり、冷静ではなくほかの人の意見を聞き入れず、修正ができなくなったりします。

思い込みが激しい、ネガティブ思考が止まらないと気づいたときできること

「事実」と「感情」を分けて考える

思い込みが激しい人は、ひとつの問題を大きくとらえてしまう「拡大解釈」の傾向があります。一つのマイナスや不安要素にたいして、感情的になり周りが見えなくなります。

そういうときはいったん「事実」と「感情」を分けて考えてみましょう。
紙とペンがあれば簡単です。紙に「事実」→「感情」を書きだすのです。

「こういう出来事があって、自分はこう感じた」と整理するのです。

事実と感情を別々に書き出すことで、感情は自分の頭の中の考えであり、実際に起きている事実ではないと気が付きます。
事実と感情を別々に書き出すことで、自分の思い込みをストップし、冷静さを取り戻すと客観的になれるのです。

 

一旦思い込みをストップし、ネガティブ思考も止めます。

別の視点から物事を考えてみる

思い込みが激しい人は、物事を客観的にとらえるのが苦手でもあります。
また「客観的ではない」ということに気が付いていないことも多いです。むしろ、思い込みが激しい人は、世の中のルールをしっかり守ったり、道徳を重んじることも多く、自分自身は「冷静で客観的に世の中を見ている」と考える人もいます。

一つの方向でしか物事を見ることができないと、思い込みは激しくなります。
思い込みが激しくなると、どんどんネガティブ思考に・・・。

そういったときは良いことも悪いことも客観的に別の視点から物事を考えてみましょう。

たとえば、失敗して落ち込んだ時には「私はダメだ」と思い込みます。そんなときは客観的に違う視点から考えてみるのです。

確かに失敗してしまったけど、挑戦しなかったらわからなかった。自分を責めるのはやめよう。

逆に調子がいいときも、客観的に別の視点から考えるのです。

調子のいいときこそ気を付けることがあるはず

ひとつでもいいので今考えられる別の視点をを考えてみましょう。良いことも悪いことも別の視点を考えることで、思い込み過ぎることなく冷静になれます。

思い込みが激しいとき、一旦「確認する」

思い込みが激しい人は、確認することをおろそかにしがちです。よく確認をせずに自分自身で答えを出したりします。

例えば、家庭や職場で「おはよう」「おはようございます」と挨拶をしたとき、その相手の態度が素っ気なかったとします。
思い込みが激しい人は「なにか私が悪いことをしたのかな」と、過去の自分の行動を一生懸命思い出し「あのときの私の行動が相手を怒らせているのかもしれない」などと思い込みます。ずっとその相手の素っ気ない態度の原因を探し続けたりするのです。

その状態で考えることは「憶測」です。その「憶測」という思い込みをいったんストップするようにします。

相手の挨拶が素っ気なかった原因は、相手の問題です。体調が悪かったのか、虫のいどころが悪かったのか、もともとそういう人なのか。その「相手の問題」の原因を自分に問題があるからではと考えるのをやめましょう。

そしてもしできるならその相手に聞いて確認してもいいですし、相手に確認をしなくても自分自身の問題であるかどうかをいったん「確認」しましょう。

ここでも最初に書いた「事実」と「感情」を書き出すことが役に立ちます。

思い込みが激しい人、ネガティブ思考の人が冷静になれるのか

思い込みが激しい人が冷静になれるのか。
そもそも冷静になれるのであれば思い込みが激しい性格にはならない。

たしかに思い込みが激しい状態のときは冷静ではなくなりますし、視野が狭くなっています。
自分が一番つらい思いをしている、苦しい、周りが悪いとばかり考えるのは本当につらいことです。
そんな辛い状況だと考えはどんどんネガティブに。

生まれた時から思い込みが激しい性格だったわけではないはずです。
過去になんらかの影響を受けて今この状態にいます。
今まで生きてきたなかで、苦しい思いや悲しい思いを経験し、二度とこんな苦しい思いをしないために散々対策を考えてきた結果が「思い込みが激しい性格」を作ったのかもしれません。

私はアダルトチルドレの回復途中ですが、ACである私も思い込みが激しいと感じます。無力だったこどもの自分が、理不尽な親の影響で苦しく辛い思いをしたとき、一生懸命考えていろんな対策を考えて実践してきました。

今その一生懸命対策を考え、二度と苦しい思いをしないようにと思い込んできた「思い込みが激しいクセ」が大人になった自分を苦しませています。
子どものころに自分を守ってきた考え方のクセ、生きのびるため得た能力。その能力は今必要でしょうか。
私のようにACではなくても、もしあなが自身がその思い込みが激しいことに苦しんでいるのであれば、自分のためにまずは今日お話しした簡単なこと、できそうなことからやってみませんか。

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思い込みが激しい人が楽になると、ネガティブ思考もストップ。自己肯定感が上がる。

今日お話ししたことは、どれもタダで簡単です。
子どものときは必要だった能力が今の自分を苦しめているのであれば、そのクセは変えられます。
思い込みが激しい人がその考えを止めることで楽になります。
その思い込みの時間を自分の幸せを考える時間に変えましょう。

日本人の性質で「謙虚さ」がありますが、過度な謙虚は必要ありません。人はだれでも、いつからでも幸せになっていいのです。

思い込みが激しい性格の人が楽になると、自分自身もそして周りの人も楽になり幸せになります。
私もまだまだ思い込みが激しい性格を治ったとは言えませんが、今日お話ししたことを取り入れることで、以前よりも楽に物事を捉えることができるようになりました。

はっしー♪
はっしー♪
昨日よりも今日、今日よりも明日、もっと楽に幸せになれるはず。

自分を幸せにできるのはまず自分自身です。勇気をもって幸せになりましょう。