毒親の保証人になりたくない 退院編
毒親が入院し連帯保証人にも身元引受人にもならなかったことを書きました。
毒親が入院。保証人になりたくない。
その後どうなったか。
果たして保証人がいないまま、毒親の入院から逃れられたのか。
結果として
保証人にならなくても、退院できました!今回は生きての退院でした。
子どもだからといって入院時の連帯保証人や身元引受人にならなくても済みました。
安心しました。
また、今後毒親が入院するようなことがあったとしても、これを貫きます。
ですが・・・一筋縄ではいかない毒親。
入院から退院までにいろいろなことがありました。
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毒親が勝手に退院日を決め連絡してきた
毒親が入院して数カ月。
最初は急性期病院に1カ月、次はリハビリの病院に入院し、このリハビリ病院の最高入院日数は60日、合計で3カ月弱の入院でした。
退院前に毒親から着信。もちろん無視。(本人には電話には出られないのでなにかあればメールでと会話済み。もちろん電話で話したくないから)
数日着信が続いた後にメールが来ました。
なに勝手に退院日決めて、迎えに来いなんて言ってやがるんだ!?
こっちの都合はおかまいなしのメール。
毒親に仕方なく電話する
会話を絶対にしたくなかったのですが、退院日を勝手に決めて迎えにこいという毒親。
百歩譲って「〇日ごろ退院できそうなんだけど、いつなら都合がいい?」とか聞いてくるならまだしも、さすが毒親、上から決まった事項を当然のように子どもに投げつけてくる。
昔の私なら、「親が退院するんだから、仕事を休んで迎えに行って、退院手続きもきちんとしなくては。お世話になった病院の皆さんに菓子折りでも用意して。」となっていたかもしれませんが、今は違います。
散々親の都合に振り回されてきたのです。今後の人生において親に振り回されることはもう親が死んで火葬すること以外にはないと決めています。
メールをそのまま無視したり、または「迎えに行かない」とだけ返信してもよかったのですが、それまで鬼電攻撃がひどかったので、ここは改めて電話で断ることを選択しました。
この結果、最悪な状態にはなりましたが。やっぱり毒親とは直接話していいことはないのです。
毒親と話してみてわかったこと
毒親の言い分
- 退院日が決まったので迎えに来て。
- 迎えにきたお礼にランチをごちそうする。
私の考え
- 退院は自分で勝手にして。
- 仕事があるし、急な平日の退院対応などできない。
そもそも、なぜ私に退院時に来いと上から目線で言うのか全くわからなかったのですが、電話して理解できました。
それは、毒親が今回の入院時に私が連帯保証人になっていると思い込んでいた。
これに尽きます。
ですが、もちろん私は連帯保証人にも身元引受人にもなっていません。
毒親は私が連帯保証人になっていると信じている。
この矛盾は、今回の急性期病院から転院先のリハビリ病院への転院時でのいきさつにありました。
急性期病院からリハビリ病院への転院時のこと
急性期病院を転院するとき、私は急性期病院とリハビリ病院両方に行きました。
理由は転院先のリハビリ病院が、親族も一緒ではないと転院できなかったからです。
どうしても行きたくなかったのですが、転院できないとなるとさらに面倒臭い。
退院した後の面倒など絶対にみたくないし、かといって今の状態では退院しても一人で暮らしていけない状態。
そこで私は仕事があった(そして短時間で接触を済ませたい)のもあり、退院手続き(支払い含む)は全て毒親本人に終わらせるようにメールで伝えていました。
毒親本人も退院できないと困るのでそれは納得してやりました。
そして退院時に毒親と荷物を病院から受け取り、それをタクシーに乗せて転院先のリハビリ病院へと向かわせました。
私は毒親と接触したくないので自分の車で移動。
転院先のリハビリ病院に着き、入院手続き。
この入院手続き書類は色々と確認することが多く、長くなりそうな様子だったので、対応してくれている人に
するとその職員から
なんやそれ。
そういうことなら、時間がないので急いで検査と診察をお願いしますと伝え、入院手続きを進めてもらいました。
転院時の手続き
事務の人にたくさんの書類を渡されました。
そこには毒親の保証人になりたくないで書いた書類にサインをしました。
連帯保証人、身元引受人の書類はサインしていません。
ここで毒親の勘違いが発生。
☆転院時に私が病院に来た
→急性期病院を退院できた
→転院先の病院に着いた
→転院先で検査を受け入院手続きを始めた
→子ども(私)が書類にサインしている・・・
どんだけ自分のことしか考えてないのか・・・ある意味ホント前向きだねぇ。
毒親の退院時
急性期病院に入院したときは、入院先に事情を説明していなかったので普通の家族を思われていて、何度も病院から電話がかかってきたり、洗濯物を受け取り洗濯して渡すという作業がありました。これは失敗です。
よって今度の転院時には最初からネグレクトされてきたので洗濯などの面倒は見ない、退院しても面倒を見るつもりはないとソーシャルワーカーさんに伝えました。
そのおかげで病院からつまらないことで電話がかかってくることはありませんでした。
毒親からは呑気に要望メールが来ていましたが無視。
そして冒頭の「退院します」メールが来ました。
毒親の本性「産んでやった恩を返せ」「あんたなんか産むんじゃなかった」
退院メールがきたあと、私は仕方なく電話をしました。
先にも書いたように仕事もあるし退院時に行く必要がないからです。
ですが、毒親は私にこう言いました。
はい、意味不明です。
連帯保証人にも身元引受人にもなっていないし、たとえなっていたとしてもなぜ行かなければならないのか。
そう答えました。
すると烈火のごとくブチ切れる毒親。
- 入院時に書類にサインしていたではないか
- 連帯保証人が病院に来ないと退院できない
- だれが育ててやったと思ってるんだ
- 今まで育ててやった
とこんな感じです。
そしてとうとう言いましたよ
あんたなんか産むんじゃなかった!!
産まなければもっとお金が貯められたのに!!!
この言葉を聞いた時点で電話を切りました。
本当にこういうこと言う親がいるんです。これが毒親の現実です。
結果 結局毒親は一人で退院した
それからの連絡は電話も留守電を解除し(それは以前からですが)メールも一切返信をしませんでした。
するとメールの内容から予定通りの日付で退院すること。
病院に確認したらひとりでも退院できる。
以上がわかりました。
全く毒親に接さずに退院できたのではありませんが、今回の目的である「毒親の入院 連帯保証人や身元引受人にならなくても大丈夫なのか」という課題はクリアできました。
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毒親の入院 連帯保証人にならずに退院できた
転院先の病院に入院するときに、連帯保証人や身元引受人になるように誓約書が渡されました。それは私が持ったままです。
受け取る時に「私はなりませんが、一応預かります」と伝え持ち帰りました。緊急連絡先だけ記入しましたが、よほどのことがない限り電話はしてこないことも確認しました。
そのまま連帯保証人、身元引受人の誓約書は提出していません。そういった誓約書がないままでも入院できましたし、退院もできました。
もしかしたら今回はラッキーだったのかもしれませんが、「毒親がもし入院したときに保証人や身元引受人になりたくない」と同じことで悩んでおられる方の参考になればと思います。
実は毒親が退院してからもまたひと騒動ありました。
また状況が落ち着いたら更新します。